Archive for 9月, 2014

歯医者の治療は痛いイメージがありますので、敬遠してしまう人も多いと思います。無痛治療の技術も上がってきていますが、基本的には歯の治療というのは痛いという認識で間違いありません。

一般的に虫歯やインプラントの治療を行う場合は、局所麻酔によって痛みを軽減します。治療前に歯医者さんが細い針の注射を幹部付近に打つのですが、それが局所麻酔ですね。骨の太さや骨格など、人によって麻酔の利き具合が違ってきますので、場合によっては思ったほど痛みを軽減できない場合もあります。そんな時は我慢せずに、麻酔が効いていないと申し出るようにしてください。

痛みは治まっても、歯の治療独特の治療音や歯が削られる感覚が苦手な人には、意識レベルを下げるタイプの麻酔もあります。恐怖心が強く、治療に対するストレスが大きい人に笑気麻酔というものを用いる歯科医院もあるようです。

インプラントの治療の場合は、比較的手術にかかる時間が長いので局所麻酔以外にも、腕から点滴で鎮静剤を注入する静脈内沈静法などが用いられることもあります。この方法は血圧や呼吸などをしっかりと管理しなくてはいけないので、ある程度設備が整っている歯科医院でないと難しいでしょう。